ケミカルピーリングの深さ
ケミカルピーリングを行う場合、その効果に重大な影響を与えるのがピーリングの深さです。
ケミカルピーリングの深さは、角質のみ、表皮内、真皮乳頭層、真皮網状層の4つに分けることができます。
日本のエステや美容外科で行うケミカルピーリングでは、ほとんどの場合、角質のみか表皮内までの深さで行います。
この深さのケミカルピーリングを定期的に繰り返すことによって、古い肌を取り除き、新しい肌に生まれ変わらせたり、肌を刺激してコラーゲンやエラスチンを増やしたりする効果を狙うわけです。
角質のみか表皮までの深さでケミカルピーリングを行う理由としては、肌への負担を軽くするためです。
また、そもそも日本人の肌は、回復にかかる時間が長いから、という理由もあります。
そのため、ケミカルピーリングでも深いものはあまり行いません。
通常、角質のみか表皮までの深さでケミカルピーリングを行う場合、AHAを20〜50%くらいで使ったり、BHAを20%くらいで使ったりします。
このくらいの濃度で繰り返していけば、肌のターンオーバーを整えるには十分効果がありますが、にきびの治療などの効果はあくまで一時的なことが多いようです。
海外で行われているケミカルピーリングでは、TCAやフェノールを高濃度で使って、深くピールするところもありますが、日本人には肌の構造上合わないので、あまりおすすめできません。
どうしても行う場合は、しっかりとした検査を受けた上で、ケミカルピーリングを行った結果、回復に時間がかかったり、色素沈着が起こったりする可能性があることを理解して受けるようにしましょう。